社員を育てる社員研修

組織の中のポジションを理解させる

社員研修では業務に必要なスキルを教える前に、まずは組織の一員としての責任を自覚させることが重要です。受講者が若年層であればあるほど、その重要性は増します。会社という組織の中では、若手社員を含め、上司、そしてその上に立つ課長や部長、最高責任者としての社長に至るまで、それぞれの立場に応じた責任を負っています。そして、社員は組織の中で、どの立場にいるのか、役割は何なのかを意識して日々の業務に取り組まなくてはなりません。そのため社員研修という場で、会社がそれぞれの社員に求めている責任、判断、権限の範囲をきちんと把握させる必要性が生じるのです。たとえベストを尽くしたとしても、良い結果に結びつかなければ、そのことに対しても責任が問われることも、しっかり教育しなければなりません。

コンプライアンスを推進する

一方で、お客様から見れば、どの立場の社員であっても、会社の代表者であるということを社員研修でレクチャーするとよいでしょう。ひとりの社員の発言や行動は、お客様の立場からすると会社の発言や行動になるからです。特に近年はコンプライアンスが叫ばれ、フェアプレイの精神で公正な仕事を遂行することが、ビジネスにとって極めて当然な前提条件になっています。この前提条件が崩れると、これまで築き上げてきた信用が一瞬にして失われ、企業の存続をも左右する重大な結果になる可能性もあります。それを防ぐ意味でも、ひとりの社員としての「個人の責任」とお客様に対する「会社の責任」との両面をしっかり理解させることが、社員を育てる社員研修だといえます。